目次
この記事で学べる事。
- IDE(統合開発環境)とは何か?を学べます。
- IDEの1つである「Visual Studio」の概要を学べます。
先日、キャンプに行ってきました。電気の無い生活は、たまに行うには、刺激的で面白いですが、毎日電気の無い生活だとしんどいですよね?
プログラミングでも、テキストエディターとかの原始的な方法だけでも作る事は可能ですが、しんどいです。
なので、進化した便利な環境を用意するため、プログラミングを始める時に、IDE(統合開発環境)と呼ばれる環境を用意します。
IDEを簡単に表現すると、プログラミングに必要な機能を1つのソフトにまとめたものです。IDEが無いとかなり非効率になるので、ほとんどの、開発現場では、何らかのIDEを使用しています。
IDEで何のプログラミング言語を使う?
IDEで何のプログラミング言語を使用するか?について初めに考えておいた方が、数多くあるプログラミング言語でどれを学ぼうか?と迷うことがなくなるので良いと思います。
私のおすすめとしては、、、
今、人工知能(AI)ブームで人気ナンバーワンの言語、Python。Pythonはプログラムを即時に実行できる「スクリプト言語」と呼ばれている言語です。
「スクリプト言語」だけの学習では、「スクリプト言語」以外の「コンパイル言語」を使う局面になった時に躓くケースが多くあります。
そこで、プログラミング言語の進化のスピードが早く、どのOS(Windows,mac,linux)でも使え、Unityというゲームエンジン(ゲームやVRを作るソフト)の使用言語となっているC#と一緒に学習するのが効率的です。
Pyhonの実行環境は、普通、「Anaconda」と呼ばれるものを使用する事が多いですが、マイクロソフト社の「Visual Studio」の方が、インテリセンスと呼ばれる文字を入力した時に自動で候補を選んでくれるものが優秀なので、この学習では「Visual Studio」を使用します。
「Visual Studio」とは?
マイクロソフト社が提供しているIDEでインテリセンス機能やデバッグ機能が優秀です。
IDEが進化するスピードも早くほぼ2年おきに新しいバージョンがリリースされ、新機能を追加しています。
最新のIDEの機能をいち早く学ぶことができるので、おすすめのIDEです。
「Visual Studio」の種類
「Visual Studio」にはいくつか種類があります。
無料で使えるのは「Visual Studio Code」と「Visual Studio Community」です。
有料だと、「Visual Studio Professional」または、さらに高機能な「Visual Studio Enterprise」があります。
「Visual Studio Code」とは?
プログラムコードを書くエディターに機能を絞った「Visual Studio」です。デザイナーと呼ばれる画面を作成する時に部品を貼り付けたりして作成する機能は付いていません。
「Visual Studio Community」とは?
個人で使用する事を主な目的として、「Visual Studio Professional」とほぼ同等の機能が使用できる「Visual Studio」です。
個人使用なので、仕事として使うのであれば、「Visual Studio community」は、ライセンス上、使用できないです。「Visual Studio Professional」または、さらに高機能な「Visual Studio Enterprise」を購入し使用してください。
Windows版の「Visual Studio」とMac版の「Visual Studio」の違い
Window版とMac版は、大きく違いがあります。インストール方法も違いますし、たとえば、Mac版では、Pythonは、現在、「Visual Studio Code」のみサポートしています。
このあたりは、少しややこしいので、詳しくはパート2で説明します。